韓国ラッパーＭｉｃｒｏｄｏｔ（マイクロドット）が過去の親の詐欺事件について直接立場を明らかにした。

Ｍｉｃｒｏｄｏｔは２１日午前、公式立場文を出して「私の親に関連したことで傷つけられた方々にお詫びを申し上げる」と謝罪した。また「昨日、最初のニュース記事の内容に対して事実無根であり法的対応を準備するという立場を発表して再度傷つけた。申し訳ない」と繰り返し謝罪した。

これに先立ち、忠北提川（チュンブク・チェチョン）で自身の親に詐欺にあったと主張した被害者の立場に反論していたＭｉｃｒｏｄｏｔは「家族がニュージーランドに移住した当時、私は５歳だった。昨日、記事が出て親とこのことにに関して話す前まで現在起きていることが理解できなかった。そのため、事実無根で法的対応を考慮していると申し上げた」と強硬な対応の立場を明らかにした理由を直接釈明した。

Ｍｉｃｒｏｄｏｔは「だが、昨日、私の立場発表後の記事などを見て多くのことを考え、非常に苦しかった」として「息子として、私が責任を負わなければならない部分があると考えた。先に、被害者の方々をお目にかかってお話を聞きたい」と被害者に直接会って責任を負うと約束した。

また「今回のことで傷つけられた方々とその家族の方々にもう一度申し訳ないというお言葉を伝え、問題が円満に解決されるように最善の努力をつくしたい」と繰り返し謝罪した。

これに先立ち、最近、オンラインコミュニティにはＭｉｃｒｏｄｏｔの親が過去、忠北提川で詐欺を犯してニュージーランドに逃走したという文章が投稿された。これを受け、Ｍｉｃｒｏｄｏｔ側は１９日「事実でない虚偽の内容」としながら「現在、流布した人を処罰するために法的対応を準備している」と反論した。

だが、Ｍｉｃｒｏｄｏｔの親は１９９９年、被害者から詐欺の疑いで告訴されたと発表された。被害者はＭｉｃｒｏｄｏｔの親が１９９７年に知人たちにお金を借りた後行方不明になったと主張している。また、Ｍｉｃｒｏｄｏｔが法的対応をするという立場を明らかにした後、多数のメディアを通じて当時どのような被害を受けたかを具体的に説明、悔しさを訴えて問題は大きくなった。

その後、Ｍｉｃｒｏｄｏｔ側は一日の間連絡がつながらなかったが、過去親が住民たちに被害を与えたことを認めて謝罪の意向を明らかにした。